返済できない…と思ったときに読んでほしいこと
「今月、支払いがどうしてもムリかもしれない…」
そんな不安の中で、このページを開いてくれたと思います。
結論からいうと、
返済ができなくなっても“人生が終わる”ことは絶対にありません。
ただし、何もしないまま放っておくと状況はどんどん悪くなります。
このページでは、
絶対にやってはいけないこと
今日からできる対処法
それでも厳しいときの“次の一手”
を、できるだけやさしくまとめました。
1.まず「やってはいけないこと」3つ
① 督促や連絡を完全に無視する
電話・ハガキ・メールなどの督促を
「怖いから」と全部無視してしまうと、
延滞損害金がどんどん増える
ブラックリストに載る
最悪、法的手続き(差押えなど)まで進む
…という流れになりやすいです。
出たくない気持ちは当然ですが、
完全無視は一番ダメージが大きくなる行動です。
② 新しい借金で返済をくり返す
消費者金融で追加融資
別のカードローンで借りて返す
後払いアプリをフル活用してごまかす
これは一時的に楽になっても、
借金の総額が増えて、抜け出せなくなる王道パターンです。
③ 闇金・怪しいSNSアカウントに頼る
「即日融資」「審査なし」「ブラックOK」
こういったワードをアピールしている業者の中には、
違法業者(闇金)がまじっています。
法外な利息
しつこい取り立て
家族や職場への連絡
など、人生が本気で壊されるリスクがあるので
絶対に手を出さないでください。
2.今日できる“ダメージを増やさない”行動
① 収入と支出をざっくりでいいので書き出す
まずは紙でもスマホメモでもいいので、
毎月の収入
家賃・光熱費・スマホ代・食費などの固定支出
借金の毎月返済額
を書き出して、**「本当に払える上限額」**を見える化します。
ここが分かると、
金融機関との相談や専門家への相談もスムーズになります。
② 返済先に「払えない」と正直に相談する
勇気がいる行動ですが、
カード会社や消費者金融に電話をして、
「今月は○円までしか払えません」
「分割回数を増やせませんか?」
と正直に相談すると、
一時的な減額
返済期限の延長
分割回数の変更
などの“リスケ(条件変更)”に応じてもらえることがあります。
もちろん、必ずOKというわけではありませんが、
何も言わずに延滞するより、ずっと印象も結果も良くなります。
③ 生活費のムダを一旦だけ“ガチ削り”してみる
使っていないサブスク
高すぎるスマホプラン
なんとなくのコンビニ・外食
これらを一度ストップするだけでも、
月に5,000〜2万円くらい浮くことも多いです。
「ずっとじゃなくて、“立て直すまでの期間限定”で絞る」
というつもりで、できる範囲だけ見直してみてください。
3.それでも厳しいときの選択肢(債務整理)
「どう頑張っても返済のメドが立たない…」
そんなときは、**法律で用意されている“借金の整理の方法”**を検討するタイミングです。
代表的なものは次の3つです。
① 任意整理
裁判所を使わず、専門家が債権者と交渉する方法
将来の利息をカットしてもらったり、
毎月の返済額を減らしてもらうことを目指します。
持ち家や車を手放さずに済むケースも多いです。
② 個人再生
裁判所を通して、借金の元本そのものを大幅に減額してもらう制度
マイホームを守りながら借金を整理したい人に使われることが多いです。
③ 自己破産
支払い能力がどうしてもない場合に、
裁判所の判断で借金の支払い義務を原則ゼロにしてもらう制度。
一定のデメリットや制限はありますが、
**生活を立て直すための“最後のリセットボタン”**というイメージです。
どれが自分に合っているかは、
収入・家族構成・資産・借金の内容などで変わるため、
専門家に直接ヒアリングしてもらうのが一番安全です。
4.一人で抱え込まないでください
借金や返済の悩みは、
家族や友達にも言いづらくて、
どうしても一人で抱え込みがちです。
でも実際には、
「もっと早く相談しておけばよかった」
「相談した日から夜ぐっすり眠れるようになった」
こう感じる人がほとんどです。
このサイトでは今後、
返済が苦しくなったときの体験談
任意整理などの具体的な流れ
相談先を選ぶときのチェックポイント
なども、分かりやすく発信していきます。
5.次の一歩
もし今、
督促がきていて不安
どこに相談すればいいか分からない
自分の場合、任意整理が合うのか知りたい
そんな状態なら、
**「無料で相談できる窓口」**をまとめたページから、
あなたに合いそうなところを一度チェックしてみてください。
※このページの内容はできるだけ正確を心がけていますが、
最終的な判断は、必ず弁護士・司法書士などの専門家にご相談ください。
返済できない時の“正しい対処法”を知ったら、次に必ず理解してほしいのが 「差し押さえが実際にいつから始まるのか」 という点です。
多くの人が「まだ大丈夫だろう」と思って放置してしまいますが、延滞が続くと債権者は確実に“次のステップ”へ進みます。
そしてその流れを知らないまま過ごすと、ある日突然 給料・口座が差し押さえられる という最悪の状況に直面してしまいます。
返済できずに不安を感じているなら、
「差し押さえはどのタイミングで起こるのか?」
を必ず押さえておきましょう。
詳しくはこちらの記事でまとめています👇
→ 差し押さえっていつから始まる?(表示)

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