「今月の支払い、もうどう考えても無理かも…」
クレジットカード、カードローン、家賃、スマホ代…。
請求書がたまってくると、何から手をつけていいか分からなくなりますよね。
ここでは、「支払いができない」と気づいたときに
最初にやるべき3つのことを、できるだけシンプルにまとめました。
いますぐ全部を完璧にやらなくて大丈夫です。
とりあえず、できそうなところから一つずつやってみてください。
① まず“完全に無視する”のだけはやめる
支払いが苦しいときに一番やってしまいがちなのが、
- 見たくないから封筒を開けない
- 電話に一切出ない
- とにかく現実から逃げる
という「完全放置」です。
気持ちはめちゃくちゃ分かります。
でも、完全に無視すると状況はだいたいこう進みます。
- 延滞 → 遅延損害金がついて借金が増える
- 督促の回数が増える
- 場合によっては法的な手続き(差押えなど)につながる
「払えません」と正直に言ったからといって、すぐに捕まったり、いきなり財産を全部持っていかれるようなことはありません。
むしろ、
・いまいくらなら払えるのか
・いつなら払えそうなのか
を正直に伝えた方が、相手も対応を考えやすくなります。
電話に出るのが怖いときは、まずは
- メール
- マイページの問い合わせ
- 書面(手紙)
など、話しやすい手段から連絡してみるのもありです。
② 家計を一回“数字で”見える化する
次に大事なのは、「そもそも毎月いくらなら返済できるのか」を数字で把握することです。
ざっくりでいいので、紙かメモアプリに
- 毎月の収入(手取り)
- 固定費(家賃・光熱費・通信費・保険など)
- 変動費(食費・日用品・交際費など)
- 借金の返済額(カード、ローンなど)
を書き出してみてください。
書き出すときのコツは、
- きれいにまとめようとしない
- 正直な金額を書く(理想じゃなくて現実の数字)
- 1ヶ月じゃなくて「だいたい平均」をイメージする
です。
書き出してみると、
- 「意外とサブスクが多い」
- 「スマホ代が高すぎる」
- 「返済額が収入に対して明らかに多い」
など、どこが苦しい原因なのかが少しずつ見えてきます。
もし「どう見ても返済額が多すぎる」と感じたら、
無理やり自力で返そうとするよりも、次のステップを検討した方が安全です。
③ 返済条件を変える方法がある(リスケ・債務整理)
「支払いができない」ときに覚えておきたいのが、
返済額や返済方法を“変える”手段がいくつかある
ということです。
代表的なものだと、
- ① 返済期日や回数を変えてもらう(リスケジュール)
- ② 任意整理で将来の利息をカットしてもらう
- ③ 個人再生や自己破産など、法的整理を使う
などがあります。
いきなり自己破産になるわけではなく、
「どこまで自力で頑張れるか」
「どこからはプロに頼ったほうがいいか」
を一緒に考えてくれる専門家(弁護士・司法書士)もいます。
ポイントは、
- 返済できなくなってから時間が経つほど選択肢が減る
- 早めに相談した人ほど、ダメージが小さくて済んでいる
ということです。
まとめ:「払えない…」と思ったら、まずは一つだけ動いてみる
支払いができないと気づいたときに、いきなり完璧な解決を目指さなくて大丈夫です。
今日できそうなのは、この3つのどれでしょうか?
- 完全に無視するのをやめて、どこか一社にだけでも連絡してみる
- メモ帳に、収入と支出、ざっくりの借金額を書き出してみる
- 「返済方法を変える手段がある」と知識として知っておく
どれか一つでも動けたら、それは立派な前進です。
このブログでは、「支払いができない」「督促がつらい」と感じている人向けに、
少しでも心がラクになる情報を発信していきます。
ひとりで全部背負い込まず、
「頼ってもいいんだ」という気持ちだけ、どこかに置いておいてもらえたらうれしいです。
【支払いができないときは1人で抱えない】
「もう無理かも…」と思ってから相談する人が多いですが、実は“早めに動いた人ほどラクな解決”ができます。
返済がキツい、督促が怖いと感じたら、いまの状況でどう動くべきか一度プロに聞いてみてください。
※無料相談ができる窓口もあるので、まずは話をするだけでもOKです。

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