お金の支払いができない日が続くと、
「このまま無視したらどうなるんだろう…」
と不安になりますよね。
ここでは、返済できない状態を放置したときに、実際に何が起きるのかを順番にまとめます。
■ 数日〜1か月:最初は「お知らせレベル」の督促
支払い日を少し過ぎたくらいだと、
- メール
- SMS
- 郵送での「お支払いのご案内」
といった、比較的ソフトな督促から始まります。
この段階では、すぐに支払えば大きな問題になることは少なく、
「延滞しましたが入金しました」と連絡すれば済むケースも多いです。
■ 1〜2か月:電話・ハガキが増える、カード利用停止
延滞が続くと、
- 会社や自宅への電話
- 「このままでは利用停止になります」という内容のハガキ
- クレジットカードやローンの利用停止
が起こります。
この頃から「遅延損害金」という、通常の利息より高い利息が発生し始めるため、
返済総額はじわじわと膨らんでいきます。
■ 2〜3か月:信用情報に傷がつき「ブラックリスト」状態へ
一定期間(目安として61〜90日程度)の延滞が続くと、
- 信用情報機関に「延滞」の情報が登録
- いわゆる「ブラックリスト」の状態
になります。
この状態になると、
- クレジットカードの新規作成
- 各種ローン(自動車ローン、住宅ローンなど)
- 分割払い(スマホ端末代の分割など)
が、数年間は通りにくくなります。
■ 3か月以降:一括請求や法的手続きの可能性
さらに延滞が続くと、債権者(貸している側)は、
- 残りの借金の一括請求
- 裁判所を通じた法的手続き(支払督促・訴訟)
- 給与や預金の差押え
といった、より強い手段を取ってくる可能性があります。
ここまで進んでしまうと、
自分ひとりでの巻き返しはかなり厳しくなってしまいます。
■ 返済できないときに「やってはいけないこと」
返済できないとき、多くの人がやりがちですが、
実は危険なのが次の3つです。
- 別のカードや消費者金融から借りて返す(自転車操業)
- 闇金など、正体不明の業者に手を出す
- 見て見ぬふりをして完全に放置する
この3つは、状況を一気に悪化させます。
■ 本当に大事なのは「返せない」と認めて、早めに相談すること
返済できないのは、あなただけではありません。
- 収入が減った
- 生活費が上がった
- 想定外の出費が重なった
など、理由は人それぞれです。
大切なのは、
「もう返済がきつい」と感じた時点で、
一度立ち止まって、家計の見直しや専門家への相談をすること。
任意整理などの債務整理を利用すれば、
- 将来利息をカットしてもらう
- 毎月の返済額を減らす
- 督促を止める
といった解決策が取れるケースもあります。
「返済できない=終わり」ではありません。
今の状況を整理して、一緒に“やり直すための選択肢”を考えていきましょう。
「このまま放置したらどうなるんだろう…」
そう不安になった時点が、動き出すタイミングです。
いまの状況を整理して、あなたに合った“やり直し方”を一緒に考えてくれる専門家もいます。
ひとりで抱え込まずに、まずは無料相談で現状を話してみませんか?

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